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PROJECT

富山県食品ロス削減推進計画

県では、食品ロスの削減の推進に関する法律に基づき、令和2年4月に策定した「富山県食品ロス削減推進計画」の見直しを行い、令和7年6月に改定しました。

計画の理念

「富山物質循環フレームワーク」の実現に向けた先進的な食品ロス等削減の推進

基本目標

持続可能な社会の実現に向け、消費者・事業者・行政等の連携協力のもと、県民生活や事業活動等において食品ロス等の削減に繋がる取組みが進んだ社会を目指す。

計画の期間

令和2年度 ~ 令和11年度(10年間 中間年に改定)

推進事項と推進施策

推進体制の整備
消費者、事業者、関係団体、行政が連携した県民総参加の食品ロス等削減運動の展開
  • 県民会議を核とした全県的な食品ロス等削減運動の展開
  • 食品ロス等削減に関する機運の醸成
食品ロス等の実態把握調査や効果的な削減方法等に関する調査研究の実施
  • 県内の食品ロス等の発生状況に関する実態把握調査の実施
  • 効果的な削減方法等に関する調査研究の実施
  • 研究結果の共有による削減の取組みの拡大
食品ロス等削減に関する 先進的な取組事例等の情報収集・発信、表彰
  • 県内の食品ロス等削減に関する情報を一元的に集約・情報発信
  • 食品ロス削減に関し顕著な功績がある者に対する表彰
  • 表彰等による効果のあった取組みの共有・拡大令和6年度表彰者
発生抑制に重点を置いた食品ロス削減の推進
消費者、事業者等に対する知識の普及啓発等
  • 事業者の商慣習見直しなどの取組みについて消費者の理解を促進
  • 過剰な鮮度志向の改善や期限間近商品の購入に努めるような普及啓発の推進
  • 児童生徒に対し、学校給食や教科学習等を通じて食品ロスの削減に関する理解と実践を促進
  • 食育との連携による食べ物に対する敬意・感謝の気持ちの育成
  • 各種イベント等で食品ロス削減対策を推進
家庭における食品ロス削減
  • 季節や世代ライフスタイルに応じた動画やSNS等による周知・啓発
  • 小学校等での「デコ活」・食品ロスの環境学習、食品ロス削減推進サポーター育成講座など環境教育・人材育成を推進
フードチェーンにおける食品ロス削減
  • 商慣習見直し宣言事業者の登録拡大
  • 小売店における消費・賞味期限間近商品の優先購入促進
  • 宴会・外食時の食べ残し削減
  • フードチェーンにおける各主体の取組みとその削減効果についての調査研究や結果の共有
  • 国が作成した「食べ残し持ち帰り促進ガイドライン」の周知
循環型社会を意識した食品ロス削減の推進や適正な再生利用の推進
未利用食品等の有効活用
  • 「食品寄附ガイドライン」に基づいた未利用食品等の有効活用の推進
  • フードバンク利用に向けた地域や団体との連携を推進
  • 災害備蓄食料のフードバンク活動団体等への寄附を周知
  • フードドライブ実施団体の支援、常設窓口設置等による環境整備及び認知度向上に向けたSNS等による啓発
食品廃棄物の飼料化・肥料化・エネルギー化等による適正な再生利用の推進
  • 再生利用の効果的な取組事例の周知
  • 市町村と連携した、家庭生ごみ減量化やリサイクルに向けた取組みの推進
  • エコフィードとして有効活用
施策の推進体制
推進体制

消費者、事業者、関係団体、行政がそれぞれの立場で削減対策に取り組むとともに、連携することで、県民総参加の食品ロス等削減運動「とやま食ロスゼロ作戦」を展開します。

各主体の役割
消費者

食品ロスの削減の重要性について理解を深め、食品ロス等の削減を実践
食品ロスの削減に取り組む事業者の取組みを支援

事業者

事業活動を通じた食品ロス等の削減につながる取組みを実践

食品関連事業者以外の事業者

食品ロスの削減の重要性について理解を深め、食品ロス等の削減を実践

関係団体

これまでの活動で得たネットワーク等を活用した取組みの拡大

行政

食品ロス等の削減に向けた取組みが進むよう啓発等を推進

計画の進行管理

食品ロスや食品廃棄物の排出及び処理状況などを定期的に把握するとともに、目標の達成状況を、評価指標を用いて継続的に検証することとします。また、目標の達成状況の検証結果などについては、広く情報提供するとともに、その結果を踏まえ、必要に応じ、目標や施策の見直しなどを行うこととします。

関連ファイル
みんなで協力して取組みを進めていくことが重要です。
皆様のご理解とご協力をお願いします!
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