食品関連事業者の皆さんの協力が必要です!
事業系の食品ロスについて
日本の食品ロス(まだ食べられるのに捨てられている食品)472万トンの内訳は、事業系で236万トン(全体の50%)となっています。事業系の食品ロスで、世界の食料支援量480万トンの49%をまかなえる計算です。
では、どのような理由で事業系の食品ロスは生じているのでしょうか。
食品メーカー | 定番カット食品や期限を超えた食品などの返品 |
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製造過程で発生する印刷ミスなどの規格外品 | |
小売店 | 新商品販売や規格変更に合わせて店頭から撤去された食品 |
期限を超えたなどで販売できなくなった在庫 など | |
レストランなどの 飲食店 |
お客さんが食べ残した料理 |
提供できなかった仕込み済みの食材 など |
事業系の食品ロスは、主に食品メーカーや小売店での規格外品や売れ残り、レストランなどの飲食店ではお客さんの食べ残しなど、様々な原因があります。
これに対して、少量パックや安価で販売することで完売を促進したり、小盛メニューを用意するなど、各業種ごとに工夫して、食品ロスを出さないようにすることが必要です。
事業者の皆さんにお願いしたいこと
業種別 とやま食ロスゼロ作戦の取り組み例
-
生産者・
食品メーカー規格外品の活用 -
小売店完売の促進
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飲食店完食の推奨
-
その他啓発・リサイクル
生産者・食品メーカー
規格外品の活用
例えば…
- 加工品等への利用
- 安価で販売
- フードバンク活動への協力 など
小売店
完売の促進
例えば…
- 閉店間際・期限間近商品の割引販売
- 需要予測精度の向上
- ばら売り・少量パック等による販売 など
飲食店
完食の推奨
例えば…
- ハーフサイズや小容量メニューの導入
- 宴会での3015運動実施の呼びかけ
- 特典付与 など
その他
啓発・リサイクル
例えば…
- 食材使い切りレシピ等の紹介
- ポスター・店内放送等による周知・啓発
- 回収業者による食品廃棄物の再利用
- コンポスト等による食品廃棄物の個別処理 など
その他、皆さんの取り組みを随時発信中!
協力宣言事業者紹介
店頭啓発用POP・ポスター ダウンロード
下記のボタンより、店頭での食品ロス削減の啓発に利用できるPOP・ポスターの印刷データ(PDF)をダウンロードいただけます。ぜひ多くのお店に掲示いただき、とやま食ロスゼロ作戦の周知にご協力ください。